スポーツと武術の違いを理解し、日本の伝統文化である武術の年齢とともに衰えることなく、年齢とともにより強くなる身体と脳を武術練習を通じて知覚体感する。
日常生活がいかに無駄な(安易なるが故)行動しているかを体感し、変えていく。人間本来あるべき正しい身体運動を稽古を通じて実践していきます。
身体を隅々まで知覚、感覚する
- 自分の筋肉と骨を知覚、感覚する
- 自分の筋肉と骨の動きを感覚する
- 必要な筋肉をコントロールする
- 本来動かせない筋肉を意識で動かす
- 筋肉で繋がっている体を感覚する(意識で身体を連動させないと力は増幅しない)
身体が働く原理を知る
- 脚力を用いない早く剛い蹴り
- 腕力を用いない早く剛く貫通する突き
- 力を用いない柔らかく有効な投げ
- 手足、身体に支点を作らない動き
- 相手の動きに無理なく同調する動き
- 力を用いない速く柔らかく無理ない返し技
(力を入れると遅くその上力が出ない)
(流れのように居付かない自然の動き)
(相手と敵対、対抗する動きをしない)
肉体の基本的な使い方を知覚、感覚する
- 伸筋(速筋)と屈筋(遅筋)の使い方
- 骨(特に背骨、骨盤、肩甲骨)の使い方
- 肘、肩、腹、背、胸、腰の使い方
- 体軸を意識した力が出る身体の使い方
- 重力(体重)を利用した力の使い方
- 胸、腹、肘、膝の抜による力の使い方
- 無理のない運動線による身体の使い方
(相手の力の量の方向を体感し同調する)
左脳で考える(左脳の活性化)
- 左脳と右脳の働きの違いを知る
- 左脳(未開発)と右脳の連関を知る
自分の意識のコントロール
- 正中線(体軸)の体感、理解
- 正中面(相手との体軸面)の体感
- 自分と正面で向かい合う(正対)
- 相手と正面で向かい合う(正対)
- 無意識反応の知覚、感覚、理解
- 無意識反応の利用、コントロール
- 自分の意識を出し相手に伝える
- 自分の意識を消し相手に伝えない
- 自分の意識を引き相手を動かす(攻撃させる、斬らせる、相手の意見を聞く)
相手の意識のコントロール
- 相手の意識を感覚する
- 相手の意識を押さえる
- 相手の意識を引き出す
- 相手の意識に同調する(敵対対抗すること無く、相手を感覚し相手と同調する)
- 武術とは、単に自身を守るため、他人を殺傷するものではなく、その先にある、人間社会が他人との関係性において成立していることを認識し、自分の身体・能力全てを知ることにより、相手を知り相手を感じ相手と同調して共に生きるための術です。